毎日のケアで差がつく!美容師が教える正しいシャンプー方法!
- 才野 栄治
- 5月11日
- 読了時間: 3分
更新日:7月9日

「毎日シャンプーしているのに、髪がパサつく」「頭皮のベタつきやニオイが気になる」などそんな悩み、ありませんか?実はその原因、“シャンプーの仕方”にあるかもしれません。今回は、現役美容師が教える“髪と頭皮を美しく保つための正しいシャンプー方法”をご紹介します!
【シャンプー前の予洗い】
まず大切なのが、シャンプー前にお湯だけで洗う「予洗い」です。ここで約7割の汚れが落ちるとされています。ぬるま湯(37〜40度)で1〜2分、小さく円を描くように軽こすらずマッサージするようにしっかり濡らします。
【シャンプーは2度洗い】
よく手のひらで泡立ててから使うと聞くかと思いますが、手の平で泡立てるのは無理です。
頭皮にシャンプーをのせ手のひらで小さく円を描くように軽くマッサージすると泡立ちます、ゆっくり1〜2分頭皮を洗ってください。次に髪の毛に泡を伸ばし軽く握りながらもみ洗います、間違えても頭皮も髪もゴシゴシ洗いは禁物です。
軽く一度流し、もう一度同じようにシャンプーします。
*またネイルをされていて洗いにくい方はシャンプーブラシを使う事をお勧めします。
*髪が絡まないよう気を付けます。
*シャンプーの種類により一度洗いの方がいい場合もあります。
【流し残しに注意!すすぎは入念に】
地肌を中心に手のひらで小さく円を描くように軽マッサージしながら流します。間違えてもこすらずに。
流し残しが、かゆみ・フケ・抜け毛など皮膚トラブル原因になります。特に市販のシャンプーは残留しやすいので時間をかけてシャンプーの2倍の時間をかけてください。
*耳の後ろやえりあしなど、流し漏れのないように丁寧に流しましょう。
【トリートメント】
髪の毛の水気を手で絞り、トリートメントを地肌にはつけないよう、髪の毛だけに塗布します、荒めのコームでとかしなじませ手で揉みこみます。2~5分時間をおいて、軽くすすぎます。
*地肌につけていませんのでしっかりすすがなくても大丈夫です。すすぎすぎは質感が悪くなります。
【タオルドライ】
地肌をゴシゴシせず、押さえながらやさしく水分を吸い取るように、髪の毛は押さえながら水分をとり、荒めのコームで髪の毛をとかします。
【ドライヤー】
濡れた髪は非常にデリケート、自然乾燥はNGです!
ドライヤー前には必ず髪質に合った洗い流さないトリートメントを使います。
まず根元から乾かし中間毛先と乾かします。
髪とドライヤーは15cm以上離して風揺らしながらを乾かします。100%乾かします。乾いたらまた洗い流さないトリートメントを髪に塗布します。
【まとめ】
シャンプーは毎日のことだからこそ、正しく行えば髪質も頭皮環境もどんどん改善されていきます。一つ一つのステップを意識して、美しい髪を手に入れましょう!
*一般的な内容です。髪の状態、使われる商品でも変わります。
【お知らせ】
当店では、お客様の髪質・ライフスタイルに合わせた自宅でのヘアケアもしっかりとレクチャーしています。また髪に合わせたヘアケア商品も取り揃えています。お気軽にご相談ください。
【執筆者略歴】
才野 栄治
1969年6月広島県生まれ
1985年美容師に3店店舗で経験
2000年4月神戸元町にhair design Ray'zをオープン
2012年2月三宮に移転、くせ毛に特化したサロンに
【資格・実績】
美容師免許
管理美容師免許
美容師歴40年
延べ10万人を担当
講師活動、延べ1.000人を指導
TV出演、雑誌掲載多数
受賞経験、カットコンテスト入賞など
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