ドライヤーの使い方で髪質が変わる?プロが教える乾かし方のコツ!
- 才野 栄治

- 5月13日
- 読了時間: 3分
更新日:7月9日

「ドライヤーってただ髪を乾かすだけでしょ?」そう思っていませんか。実はドライヤーの使い方ひとつで、髪のツヤ・まとまり・手触りが大きく変わるんです。今回は美容師が教える、髪をいたわる正しいドライヤーの使い方をお伝えします。
【なぜ“乾かし方”が大事なの?】
髪は濡れているときが一番デリケート。この状態で間違った乾かし方をすると、キューティクルが開いたままになり、パサつき・枝毛・広がりの原因に。正しい乾かし方をマスターすれば、毎日が“サロン帰りの髪”になります。
【プロが実践!乾かし方の5ステップ】
①タオルドライでしっかり水分を取る
ドライヤー前の準備が重要!・タオルで“挟むように”水分を取る・頭皮から毛先まで、順番に水分を押し出すように吸収させましょう。この一手間で、乾かす時間も短縮できます。
②乾かす前に洗い流さないトリートメントをつける
ドライヤーの熱から髪を守り潤いを与えるために、洗い流さないトリートメントを髪の中間から毛先中心に塗布しなじませます。
③まずは“根元”から乾かす
根元を先に乾かすことで、頭皮の蒸れや臭いも防げます。髪を持ち上げながら、地肌に風を当てる・分け目を変えながら、まんべんなく乾かしましょう
④毛先は最後に、風を上から当てる
毛先は一番傷みやすい部分。・乾かしすぎ注意!8割乾いたら、風を上から当てブラシでとかしながら全体に乾かします。キューティクルが整い、自然なツヤが生まれます
⑤仕上げに“冷風”を当てて引き締める
最後に冷風を全体に当てると、キューティクルが閉じてまとまりやすくなります。朝のスタイリングもグッと楽になります!
【よくあるNGパターン】
*自然乾燥は、雑菌の繁殖・フケ・かゆみ、またうねりの原因になります。
*濡れたまま寝ると、寝ぐせ・髪の摩擦ダメージ・まとまりが悪くなります
*乾かしすぎると、ダメージを受けパサつき、まとまりが悪くなります。
【まとめ】
髪は乾かし方で“変わります。毎日の習慣を少し意識するだけで、パサつき・広がり・ダメージを大幅に減らすことができます。まずは今夜のドライヤーから、ぜひ試してみてください。
【お知らせ】
当店では、お客様の髪質・ライフスタイルに合わせた自宅でのヘアケアもしっかりとレクチャーしています。また髪に合わせたヘアケア商品も取り揃えています。お気軽にご相談ください。
【執筆者略歴】
才野 栄治
1969年6月広島県生まれ
1985年美容師に3店店舗で経験
2000年4月神戸元町にhair design Ray'zをオープン
2012年2月三宮に移転、くせ毛に特化したサロンに
【資格・実績】
美容師免許
管理美容師免許
美容師歴40年
延べ10万人を担当
講師活動、延べ1.000人を指導
TV出演、雑誌掲載多数
受賞経験、カットコンテスト入賞など




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