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もう一生やり続けるの?「縮毛矯正を止めたい」人が知るべき移行期間の乗り越え方と、くせ毛を活かす新しい選択

  • 執筆者の写真: 才野 栄治
    才野 栄治
  • 2025年12月16日
  • 読了時間: 5分

「そろそろ、縮毛矯正を止めたい…」

鏡を見るたび、伸びてきた根元のうねりと、毛先の真っ直ぐすぎる部分の境目を見てため息をついていませんか?


長年続けてきた縮毛矯正。確かに楽だけれど、繰り返すダメージ、美容院での長時間拘束、決して安くはない費用。そして何より、「一生これを続けなければいけないの?」という漠然とした不安。


もしあなたが今、そう感じているなら、それは**「脱・縮毛矯正」**を始めるタイミングかもしれません。


結論から言うと、縮毛矯正を止めることは可能です。そして、あなたの本来のくせ毛を活かして、もっと素敵なヘアスタイルを楽しむことはできます。


この記事では、多くの人が挫折しがちな「移行期間」の現実的な乗り越え方から、くせ毛を味方につけるスタイリング術まで、縮毛矯正を卒業するためのロードマップを徹底解説します。



1. なぜ今?縮毛矯正を「止めたい」と思う理由と、その先にあるメリット


これまでは「くせ毛=悪」「ストレート=正義」だと思っていたかもしれません。しかし、多くの方が特定の時期に「縮毛矯正を止めたい」と感じ始めます。


多くの人が縮毛矯正からの卒業を考える理由

  • 髪のダメージの蓄積: 年齢とともに髪が細くなり、薬剤の負担に耐えられなくなってきた。

  • 時間と費用の負担: 定期的な美容院通いと高額な施術費用が重荷になってきた。

  • 不自然さへの違和感: 「いかにもかけました」というピンピンしたストレートが、今の気分や年齢に合わなくなってきた。

  • 自分の髪質を受け入れたい: 「隠す」のではなく、本来の自分らしさを活かしたくなってきた。


縮毛矯正を卒業する最大のメリット

苦労して縮毛矯正を止めた先には、こんな自由が待っています。

  • 髪が健康になる: 強力な薬剤から解放され、本来の髪の弾力やツヤが戻ってきます。

  • 時間とお金の節約: 美容院での滞在時間が大幅に短縮され、費用もカットやケアに回せます。

  • スタイリングの幅が広がる: くせ毛のニュアンスを活かした、柔らかくおしゃれな雰囲気が楽しめます。




2. 知っておくべき現実!最大の難関「移行期間」とは?


縮毛矯正を止める決意をしたあなたに、まずお伝えしなければならない現実があります。それが**「移行期間(脱縮毛矯正期間)」**の存在です。


移行期間とは?

「最後に縮毛矯正をかけた部分」がすべて切り落とされ、髪全体が「地毛(本来のくせ毛)」に入れ替わるまでの期間のことです。髪の長さにもよりますが、完全に地毛になるまでには通常1年〜2年、長いロングヘアの場合は3年以上かかることもあります。


なぜ移行期間は辛いのか?(魔の「境目」問題)

この期間が最も辛い理由は、「根元のうねる地毛」と「毛先の真っ直ぐな矯正毛」が混在する状態が長く続くからです。

  • 根元は膨らむのに毛先はペタンコになる。

  • スタイリングがとにかく決まらない。

  • 雨の日は頭が四角く見える。


多くの人がこのストレスに耐えきれず、「やっぱり無理!」と再び縮毛矯正をかけてしまいます。この期間をどう乗り切るかが、卒業への最大のカギとなります。




3. 【実践編】挫折しないための「脱・縮毛矯正」3つのステップ


では、具体的にどうやってこの長い移行期間を乗り越えれば良いのでしょうか。成功のための3ステップを紹介します。


ステップ1:信頼できる「パートナー美容師」を見つける

縮毛矯正を止める戦いは、一人では困難です。最も重要なのは、**「くせ毛のカットが得意な美容師」**を味方につけることです。 縮毛矯正毛と地毛の境目を自然になじませるカット技術は、非常に高度です。「将来的に縮毛矯正を止めたい」と正直に相談し、長期的な計画を一緒に立ててくれる美容師を探しましょう。


ステップ2:地毛が伸びるまで「物理的」に乗り切る

地毛がある程度(アゴ下や肩ぐらいまで)伸びるまでは、ダウンスタイルで綺麗に見せるのは至難の業です。ここは割り切って乗り切りましょう。

  • 基本はまとめ髪: ポニーテールやお団子ヘアが最強です。ヘアアクセサリーを使っておしゃれに見せましょう。


ステップ3:徐々にカットして、最終的にショートやボブを目指す

ある程度地毛が伸びてきたら、思い切って縮毛矯正が残っている部分をカットします。 くせ毛は髪が長くなるほど重力で下に引っ張られ、扱いが難しくなります。短めのスタイルの方が、くせの動きを活かしやすく、スタイリングも楽になるため、ショートやボブを目指すのがおすすめです。



4. くせ毛を好きになる!「活かす」スタイリングのコツ


晴れて地毛に戻った後、待っているのは「くせ毛を活かす」という新しい楽しみ方です。くせ毛は「扱いにくい」のではなく、「扱い方が違う」だけなのです。


くせ毛スタイリングの最大の鍵は「保水と保湿」

乾燥したくせ毛はパサついて広がりますが、潤ったくせ毛は美しいウェーブやカールになります。水分と油分のバランスが命です。


  • スタイリング剤の選び方:

    • パサついて見えるドライなワックスは避けましょう。

    • オイル、バーム、ヘアクリームなど、油分と水分を補給できるアイテムが必須です。


  • スタイリングの手順:

    1. 髪を濡らし、タオルドライ後、トリートメントオイルなどをつける。

    2. ドライヤーは完全に乾かしきらず、8割程度で止める(オーバードライは広がり・パサつきの原因)。

    3. 少し湿っている状態で、オイルやバームを揉み込むようにしてウェーブを出す。

    4. スタイラー(ディフーザー)を使い乾かすことで、くせ毛特有のニュアンスが簡単につくれます。




まとめ:そのくせ毛は、あなただけの魅力になる


縮毛矯正を止める決断は、勇気がいることです。途中で挫折しそうになる日もあるかもしれません。


でも、その長いトンネルを抜けた先には、湿気に怯えることもなく、自分の髪を愛おしく思える日々が待っています。


「隠す」髪から、「活かす」髪へ。 焦らず時間をかけて、あなた本来の美しさを取り戻す旅を始めてみませんか?


最後までお読みいただき、ありがとうございました。



​【執筆者略歴】

  • 才野 栄治

  • 1969年6月広島県生まれ

  • 1985年美容師に3店店舗で経験

  • 2000年4月神戸元町にhair design Ray'zをオープン

  • 2012年2月三宮に移転、くせ毛に特化したサロンに

【資格・実績】

  • 美容師免許

  • 管理美容師免許

  • 美容師歴40年

  • ​延べ10万人を担当

  • 講師活動、延べ1.000人を指導

  • TV出演、雑誌掲載多数

  • 受賞経験、カットコンテスト入賞など



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