top of page

【神戸三宮】秋のくせ毛・広がり対策!美容師が教える「脱・縮毛矯正」

執筆者の写真: 才野 栄治
才野 栄治
22 時間前
読了時間: 5分


神戸・三ノ宮駅周辺で「くせ毛・髪質改善・白髪ぼかし」を専門とする美容室『Hair Design Rayz(レイズ)』のスタイリスト、才野です。


10月に入り秋らしく過ごしやすくなると、サロンで決まって増えるご相談があります。


「夏が終わった途端、急に髪がバサバサしてまとまらなくなった」

「毎朝ブローやアイロンしても、お昼前には毛先が広がってボサボサに見えてしまう」


こういう時、多くの方が「またくせが出てきたから、縮毛矯正をかけ直さなきゃ」と焦ってしまいがちです。ですが、ちょっと待ってください。


今の時期の髪に、夏前と同じ感覚で強い縮毛矯正をあててしまうと、かえって毛先が硬くなってパサつきが悪化してしまうケースが少なくありません。


今回は、なぜ秋になると急に髪が手に負えなくなるのか、そして無理にストレートに頼らず「自分のくせを活かして綺麗にまとめる方法」を現場目線でお話しします。



秋のくせ毛が暴れてしまう本当の理由


秋に髪がまとまらなくなる原因は、梅雨時の「湿気でうねる」のとは全くの別物です。理由は大きく2つあります。


一つは、夏に浴び続けた紫外線のツケが今になって回ってきたこと。

強い紫外線でキューティクルが傷み、髪の中のタンパク質が抜け落ちて毛先がスカスカになっています。

もう一つは、秋特有の急激な空気の乾燥です。

中身がスカスカになった大人の髪は、水分を抱え込んでおく体力が落ちています。そこに乾いた秋風が当たることで、毛先から一気に水分が奪われ、バサッと横に広がってしまうわけです。


今の髪は「くせが強くなった」というより、「乾いて軽くなった毛先が風で暴れている」状態なんですね。



縮毛矯正を繰り返すのを、そろそろやめませんか?


「広がるなら、やっぱり真っ直ぐにするしかない」と思われがちですが、40代・50代の髪に毎回強い薬剤を使って毛先までピンと伸ばしてしまうと、どうしても不自然さが出てしまいます。


トップの自然なふんわり感がつぶれてペタンコになり、毛先だけが不自然にツンツンしてしまう。これだと、かえって実年齢より老けた印象を与えてしまう原因になります。


Ray’zで大切にしているのは、くせを力づくで伸ばすのではなく、毛流れとして味方につけるショート〜ボブのカットです。

  • 適切なカットデザインで土台をつくる

    単に毛量を減らすのではなく、骨格やくせの強弱に合わせて「残す場所、削る場所」のバランスを緻密に設計します。土台となるカットデザインが整っていれば、乾いた秋風が吹いても毛先がバサバサと暴れず、まとまりと自然なツヤが持続します。


  • くせがパーマのように見えるように切る

    くせ毛には、くせ毛を生かせるデザインがあります。そこに合わせてカットすると、厄介だったうねりが、ふんわりとした上品な動きへと変わります。


さらに、大人の髪には「白髪ぼかし」を組み合わせて自然な陰影をつけるのも効果的です。重く見えがちな髪に柔らかい立体感とツヤが戻り、くせ毛がむしろお洒落なデザインとして引き立ちます。



毎朝の手入れが劇的に変わる、自宅での扱い方


サロンでベースを整えたら、お家では「乾かす時のちょっとしたコツ」を意識してみてください。毎朝高熱のアイロンを無理に通す必要はありません。


  1. お風呂から上がったら、時間を置かずに保湿する

    タオルで優しく水気を取ったら、水分が逃げてしまう前にミルクタイプのアウトバストリートメントを毛先中心に馴染ませます。まずは「水分」を補給してあげることが大切です。

  2. ドライヤーは上から斜め下に当てる

    根元から風を当てて地肌を乾かしたら、手ぐしで軽く髪を引っ張りながら、上から下に向かって風を当てます。キューティクルが整って自然なツヤが出ます。最後に「冷風」を全体にさっと当てると、熱が抜けてスタイルがしっかりキープされます。

  3. 仕上げは手のひらに薄く伸ばしたバームで蓋をする

    最後に、少量のヘアバームを内側から手ぐしを通すように馴染ませます。これで外気の乾燥から髪を守る保護膜ができて、日中のパサつきを抑えられます。



よくいただくご質問

Q. 縮毛矯正をずっとかけてきたのですが、いきなりやめられますか?

A. 伸びてきたくせ毛と、以前あてた真っ直ぐな部分の境目が馴染むように、段差をつけたりショートスタイルに移行しながら、無理なく自然に「脱・縮毛矯正」を進めていきます。一気に短く切る必要はありませんので、髪の状態を見ながら一緒にペースを決めていきましょう。

Q. 白髪染めを繰り返してパサついている髪でも大丈夫ですか?

A. 大丈夫です。白髪染め特有のパサつきには、優しい薬剤を使った髪質改善ケアや、白髪を暗く塗りつぶさない「白髪ぼかし」を組み合わせることで、毛先の引っかかりを抑えながらツヤを取り戻せます。

秋は落ち着いたファッションに合わせて、大人のヘアスタイルがとても映える季節です。

「年齢とともに髪質が変わって扱いづらい」

「いつまで縮毛矯正をかけ続ければいいんだろう……」

そんな風に悩まれているなら、髪を傷めつけるのを一度ストップして、ご自身のくせを活かしたスタイルにシフトしてみませんか?

毎朝のお手入れがラクになり、鏡を見るのが少し楽しみになるようなスタイル作りをお手伝いします。髪のお悩みは、いつでも気軽にご相談ください。


【この記事の監修・執筆者】


才野 栄治(Eiji Saino)

神戸三宮のくせ毛専門美容室「hair design Ray'z(レイズ)」代表 / オーナースタイリスト


1969年生まれ、広島県出身。1985年より美容師としてのキャリアをスタートし、3店舗での経験を経て2000年4月に神戸元町で「hair design Ray'z」を開業。2012年に三宮へ移転後、大人女性の髪質変化に寄り添う「くせ毛・脱縮毛矯正専門サロン」として完全マンツーマンでの施術を行っている。


【資格・実績】

  • 美容師免許

  • 管理美容師免許

  • 美容師歴40年

  • ​延べ10万人を担当

  • 講師活動、延べ1,000人を指導

  • TV出演、雑誌掲載多数

  • 受賞経験、カットコンテスト入賞など受賞歴多数

  • 著書発刊『40代からは「縮毛矯正」を捨てなさい』『40代からは「ロングヘア」を捨てなさい』


「くせ毛は隠すものではなく、活かすもの」を信条に、他店で断られた方や縮毛矯正をやめたい40代〜60代女性の髪の悩みを、独自の骨格補正カットと髪質改善で解決し続けている。

コメント


bottom of page