「朝5分でまとまる!くせ毛ショートの正しい乾かし方とスタイリング手順|神戸三宮の髪質改善美容師が解説」


神戸・三ノ宮駅周辺で「くせ毛・髪質改善・白髪ぼかし」を専門とする美容室『Hair Design Rayz(レイズ)』のスタイリスト、才野です。
「くせ毛を活かしたショートボブにしたいけれど、毎朝のセットが大変そう」
「長年続けてきた縮毛矯正をやめたいけれど、自分で扱えるか不安」
当サロンがある神戸三宮でも、40代・50代・60代の大人世代のお客様からこのようなご相談を本当に多くいただきます。
結論からお伝えします。くせ毛のショートヘアを朝わずか5分で綺麗にまとめる秘訣は、「夜のドライヤーで根元の生えぐせを8割リセットし、朝は乾いた髪に水分と油分を補うだけにする」ことです。朝からアイロンで必死に伸ばす必要はありません。
今回は、私がサロンワークで毎日お伝えしている、ご自宅ですぐに再現できる「正しい乾かし方とスタイリング手順」をわかりやすくお届けします。
なぜ大人世代のくせ毛ショートは朝広がってしまうのか?
年齢を重ねると、以前よりも髪のうねりやパサつきが強くなったと感じることはありませんか?
これには明確な理由があります。
加齢に伴い毛根の形状が変化し、髪内部の水分バランスが崩れる現象を、「エイジング毛(髪のエイジング現象)」と呼んでいます。髪内部のタンパク質が不均一に減少することで、湿気を含みやすく乾燥しやすい「ねじれ」が生じてしまうのです。
このエイジング毛にくせ毛が重なると、毛先ばかりをアイロンで押さえつけても、根元のうねりが持ち上がって頭全体が四角く大きく見えてしまいます。朝のセットを楽にするためには、毛先ではなく「根元の生えぐせ」をどう扱うかが最大の鍵になります。
【実演手順】朝5分で決まる!くせ毛ショートの乾かし方&スタイリング
サロン帰りの仕上がりを翌朝からご自宅で再現するための、具体的なステップです。
ステップ1:【夜】生えぐせをリセットするドライ法(所要時間:約10分)
夜お風呂から上がったら、髪が乾き切る前にドライヤーを当てます。
地肌を優しくこするように風を当てる
ドライヤーのノズルを地肌に向け、指の腹で頭皮を左右にシャンプーするように優しくこすりながら乾かします。これで根元の強い生えぐせがニュートラルに整います。
後ろから前へ、斜め45度上から風を送る
襟足や後頭部の髪は、すべて「つむじから顔の方(前方向)」に向かって乾かします。後ろから前へ風を当てることで、サイドの広がりが収まり、自然な後頭部の丸み(ひし形シルエット)が生まれます。
完全に乾いたら冷風で形状記憶
全体の水分がしっかり飛んだら、最後に上から冷風を当てます。キューティクルが引き締まり、ツヤとまとまりが一晩中キープされます。
ステップ2:【朝】5分でふんわりまとまるリセット&セット術(所要時間:約5分)
夜しっかり乾かしていれば、朝起きても大爆発することはありません。
根元の潰れた部分だけ軽く湿らせる(1分)
寝癖がついている部分や、割れてしまった分け目の「根元」にだけ、指先で適量の水をなじませます。毛先をびしょびしょに濡らす必要はありません。
下を向いてドライヤーを根元に当てる(2分)
頭を少し前に傾け、下から上へ手ぐしを通しながら根元を立ち上げるようにドライヤーを当てます。トップにふんわりとしたボリュームが蘇ります。
バーム(またはオイル)をもみ込む(2分)
くせ毛ショートには、固まらないヘアバームやリッチな質感のオイルが最適です。手のひら全体によく伸ばし、後頭部内側の中間〜毛先から手ぐしを通すようにつけます。最後に余った油分で前髪と表面のパサつきを抑えれば完成です。
「脱・縮毛矯正」と「従来の縮毛矯正」のスタイリング比較
当サロンにおける「脱・縮毛矯正」とは、強い薬剤で毛髪をまっすぐに固定するのをやめ、髪本来のうねりや骨格を活かした独自のカット技術で、自然なふんわり感を再現することです。
どちらが良い・悪いではなく、ご自身の理想とする朝の過ごし方や髪の状態に合わせて選ぶことが大切です。
項目 | 脱・縮毛矯正(くせを活かすショートボブ) | 従来の縮毛矯正(ストレートヘア) |
朝のスタイリング時間 | 約5分(水分とバームをもみ込むだけ) | 約15〜20分(伸びてきた根元のアイロン伸ばし等) |
トップのボリューム | 自然な丸みとふんわり感が出やすい | 根元がペタンとしやすく、分け目が目立ちやすい |
雨の日の扱い | くせを活かしているため崩れが気になりにくい | 根元のくせが出て境目が目立ちやすい |
白髪ぼかしとの相性 | 明るい白髪ぼかしとも両立しやすい | 薬剤の履歴が重なり、毛先のパサつきリスクが高まる |
こんな方におすすめ | 50代からのエイジング毛でボリュームが欲しい方 | まっすぐな直線的ストレートを保ちたい方 |
くせ毛ショートのスタイリングに関するQ&A
Q1. くせ毛を活かしたショートボブにすると、雨の日に広がってしまいませんか?
A. 正しい保湿と油分のコーティングができていれば、爆発することはありません。
くせ毛が雨の日に広がる最大の原因は「髪内部の水分不足」です。髪が乾燥していると、外気の湿気を吸い込んで不均一に膨らんでしまいます。スタイリング時にバームなどの油分を内側からしっかり含ませておくことで、余分な湿気の侵入を防ぎ、程よいうねりの束感として一日キープできます。
Q2. 50代になって髪のパサつきが目立ちます。ストレートアイロンを使っても大丈夫ですか?
A. 毎日の高温アイロンは極力控えることをおすすめします。
エイジング毛はキューティクルが繊細なため、毎朝160度以上の熱を当て続けると髪が炭化し、かえってパサつきやゴワつきが悪化してしまいます。アイロンで無理に伸ばすのではなく、カットでくせの重なりを調整し、髪質に合った保湿剤でツヤを補うアプローチの方が、髪本来のしなやかさを保てます。
Q3. 長年あててきた縮毛矯正をやめたいのですが、伸ばしかけの時期はどうすればいいですか?
A. 段階的に縮毛矯正部分をカットしながら、境目を馴染ませていくのが自然です。
いきなり短くするのではなく、最初はボブベースで根元のくせを活かす乾かし方に慣れていただき、数ヶ月ごとに毛先の縮毛矯正部分を少しずつ切り落としていきます。神戸三宮の当サロンでは、一人ひとりのくせの強さや伸びるスピードに合わせて、無理のない移行プランをご提案しています。
くせ毛は「隠すもの」「伸ばすもの」ではなく、活かし方さえ知れば、大人の女性ならではの柔らかな動きと立体感を与えてくれる心強い味方になります。
毎朝のヘアセットに追われてため息をついている方や、脱・縮毛矯正に踏み出せない方は、ぜひ一度ご自身の髪の声に耳を傾けてみてください。ご自宅でも無理なく再現できる扱いやすい髪型を、一緒に見つけていきましょう。
【執筆者略歴】
才野 栄治
1969年6月広島県生まれ
1985年美容師に3店店舗で経験
2000年4月神戸元町にhair design Ray'zをオープン
2012年2月三宮に移転、くせ毛に特化したサロンに
【資格・実績】
美容師免許
管理美容師免許
美容師歴40年
延べ10万人を担当
講師活動、延べ1.000人を指導
TV出演、雑誌掲載多数
受賞経験、カットコンテスト入賞など
著書発刊




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