【プロが解説】顔型別!小顔に見えるショートヘア、ボブ、ロングの選び方!
- 才野 栄治
- 5月29日
- 読了時間: 7分
更新日:1 日前

っかく美容院に行ったのに、なんだか顔が大きく見える…」 「流行りの髪型にしたけど、自分には似合ってない気がする…」
そんなお悩み、ありませんか? 実は、あなたの顔型に合わせた髪型を選ぶだけで、驚くほど小顔に見せることができるんです!
今回は、美容師が教える顔型別の「小顔に見える」ショートヘア、ボブ、ロングヘアの選び方を徹底解説します。自分の顔型を理解して、最高の似合わせヘアを見つけましょう!
【まずはあなたの顔型をチェック!】
まずは、鏡の前に立って、ご自身の顔の輪郭をチェックしてみましょう。おでこの生え際から顎先まで、そして頬の最も広い部分を観察してみてください。
主な顔型は以下の6タイプです。
丸顔: 縦と横の長さがほぼ同じで、頬がふっくらと丸みを帯びている。
卵型: 理想的なバランスと言われ、額から顎にかけて緩やかに細くなる。
面長: 縦の長さが横幅よりも長く、顎がシャープな印象。
逆三角型: 額が広く、顎が細くシャープ。
ベース型: エラが張っていて、フェイスラインが直線的な印象。
ひし形: 頬骨の幅が一番広く、額と顎が狭い。
ご自身の顔型が分かったら、さっそく各顔型に似合うヘアスタイルを見ていきましょう!
【顔型別小顔に見えるヘアスタイルガイド】
1. 丸顔さん向け
特徴: 頬がふっくらして可愛らしい印象。縦のラインを強調することで、フェイスラインをスッキリ見せるのがポイントです。
ショートヘア:
おすすめ: トップに高さを出し、サイドはタイトにまとめるスタイル。前髪は長めの斜めバングや、シースルーバングで縦ラインを強調すると◎。
NG: 横に広がる重めのボブや、頬骨の高さで切りそろえた前髪は、顔の丸みを強調してしまうので注意。
ボブ:
おすすめ: 前下がりのボブや、ひし形シルエットのボブで縦長効果を狙いましょう。顔周りに軽めのレイヤーを入れると、抜け感が出ます。
NG: あごラインで切りそろえた重めの水平ボブは、顔の横幅を強調しがちです。
ロングヘア:
おすすめ: 顔周りにレイヤーを入れ、縦のラインを強調。前髪なしのセンターパートや、斜めバングで額を適度に見せるとバランスが良いです。全体にゆるい縦巻きカールも似合います。
NG: 重めのワイドバングや、顔周りにボリュームが出すぎるスタイルは避けた方が無難です。
2. 卵型さん向け
特徴: 額から顎にかけてのラインが緩やかで、理想的なバランス。どんな髪型でも似合いやすいですが、持ち味を生かしたシンプルなスタイルや、なりたい雰囲気に合わせて幅広く挑戦できます。
ショートヘア:
おすすめ: どんなショートも似合いますが、顔のラインの美しさを際立たせるマッシュショートや、シンプルなひし形ショートがおすすめです。
NG: 特にありません。
ボブ:
おすすめ: ストレートボブ、パーマボブ、前上がり、前下がりなど、どんなスタイルのボブも似合います。毛先のカールで柔らかな印象をプラスするのも良いでしょう。
NG: 特にありません。
ロングヘア:
おすすめ: サラサラのストレートロングで素材の美しさを強調したり、全体にゆるふわなウェーブをかけてフェミニンさをプラスしたりと、幅広く楽しめます。レイヤーを入れて動きを出すのも◎。
NG: 特にありません。
3. 面長さん向け
特徴: 縦の長さが気になる大人っぽい印象。横のボリュームや、前髪で顔の長さをカバーし、バランスを整えるのがポイントです。
ショートヘア:
おすすめ: トップのボリュームを抑え、サイドにふわっとしたボリュームを出すスタイル。ワイドバングや重めの前髪で額を隠し、顔の露出を減らすと良いでしょう。
NG: トップに高さのあるスタイルや、前髪なしのタイトなショートは、顔の長さを強調してしまいます。
ボブ:
おすすめ: 顎ラインで切りそろえた平行ボブや、切りっぱなしボブが似合います。ワイドバングやフルバングで横のラインを強調すると、縦長感を軽減できます。
NG: 前下がりのボブや、前髪なしで顎を強調するスタイルは避けるのがベター。
ロングヘア:
おすすめ: 前髪を作ることが必須。眉下や目の上ギリギリでカットしたフルバングや、ラウンドバングが◎。顔の中間部分(頬あたり)に横方向のウェーブやボリュームを出すとバランスが取れます。
NG: ストレートのロングヘアで前髪なしのスタイルは、顔の長さを強調してしまいます。
4. 逆三型さん向け
特徴: 額が広く、顎が細くシャープな印象。額の広さをカバーし、顎のラインを優しく見せるスタイルが似合います。
ショートヘア:
おすすめ: ワイドバングや重めの前髪で額の広さをカバー。顔周りにふんわりとしたボリュームを出すと、シャープな顎とのバランスが取れます。
NG: 前髪なしのタイトなショートは、額の広さと顎のシャープさを強調しがちです。
ボブ:
おすすめ: フルバングやラウンドバングで額をカバーし、顎ラインに内巻きや外ハネの柔らかいカールをつけてボリュームを出すと、バランスが整います。
NG: 前髪なしのストレートボブは、顎のラインを強調しすぎることがあります。
ロングヘア:
おすすめ: 重めの前髪を作り、顔の中間から毛先にかけてボリュームのあるウェーブを出すと、視線が顎下に向かいバランスが取れます。
NG: 前髪なしのストレートロングは、顔の形をそのまま見せてしまいがちです。
5. ベース型さん向け
特徴: エラが張っていて、フェイスラインがシャープな印象。エラをカバーしつつ、視線を縦に誘導するスタイルが効果的です。
ショートヘア:
おすすめ: トップに高さを出し、顔周りには長めのサイドバングやレイヤーでエラを優しくカバーするスタイル。耳かけスタイルもおすすめです。
NG: エラが強調されるようなタイトなストレートショートや、顎ラインで切りそろえられた重いラインのスタイルは避けた方が良いでしょう。
ボブ:
おすすめ: 前下がりのボブで縦ラインを強調したり、ひし形シルエットでバランスを取るのが◎。顔周りに長めの毛束を残してエラを隠すのが効果的です。
NG: 顎ラインでパツンと切りそろえた重めのボブは、エラを強調してしまいます。
ロングヘア:
おすすめ: 顔周りに長めのレイヤーを入れてエラを自然にカバー。前髪はシースルーバングや長めの斜めバングで抜け感を出し、視線を縦に流しましょう。毛先に動きのあるウェーブも◎。
NG: 顔周りに重いストレートの毛束をそのまま残すのは避けましょう。
6. ひし形さん向け
特徴: 頬骨が一番幅広く、額と顎が狭い印象。頬骨の張りを目立たなくし、額と顎にボリュームを出すことでバランスを整えます。
ショートヘア:
おすすめ: トップに高さを出し、前髪はワイドバングや厚めの前髪で額の狭さをカバー。頬骨のラインをサイドの髪で隠すようにすると良いでしょう。
NG: 頬骨の高さで横に広がるようなボリュームを出すスタイルや、タイトすぎるスタイルは避けてください。
ボブ:
おすすめ: 前髪を作り、顎ラインにボリュームが出るようなパーマボブや、内巻きボブが似合います。頬骨部分に軽めのレイヤーを入れるのも効果的です。
NG: 頬骨の高さで横に広がるような、重いラインのボブは避けた方が良いでしょう。
ロングヘア:
おすすめ: 前髪は重めにし、頬骨よりも下の部分(顎あたりから)にボリュームのあるウェーブやカールを出すとバランスが良くなります。顔周りのレイヤーも効果的です。
NG: 全体的にタイトなストレートロングや、顔の横幅を強調するようなスタイルは避けましょう。
【まとめ】
いかがでしたでしょうか?大切なのは「バランス」と「似合わせ」です、まず 自分の顔型を知ることは、似合う髪型を見つける第一歩です。 小顔に見せるポイントは、それぞれの顔型の「気になる部分をカバーし、足りない部分にボリュームを足す」ことで、全体のバランスを卵型に近づけることです。
今回のガイドを参考に、ぜひ新しいヘアスタイルに挑戦してみてください!
【お知らせ】
ヘアスタイルにお悩みの方は、ぜひ当サロンにお越しください。経験豊富なスタイリストが、あなたの魅力を最大限に引き出すヘアスタイルをご提案させていただきます。
【執筆者略歴】
才野 栄治
1969年6月広島県生まれ
1985年美容師に3店店舗で経験
2000年4月神戸元町にhair design Ray'zをオープン
2012年2月三宮に移転、くせ毛に特化したサロンに
【資格・実績】
美容師免許
管理美容師免許
美容師歴40年
延べ10万人を担当
講師活動、延べ1.000人を指導
TV出演、雑誌掲載多数
受賞経験、カットコンテスト入賞など
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