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「襟足が浮く・強い生えぐせ」でショートを断られた方へ。襟足をキュッと首筋に沿わせるカット技術【神戸三宮のくせ毛専門美容室が解説】

執筆者の写真: 才野 栄治
才野 栄治
10 分前
読了時間: 6分


神戸・三ノ宮駅周辺で「くせ毛・髪質改善・白髪ぼかし」を専門とする美容室『Hair Design Rayz(レイズ)』のスタイリスト、才野です。


「ずっとショートボブにしたい憧れがあるのに、襟足の生えぐせが強くて浮いてしまうからと他店で断られてしまった」というご相談を、神戸三宮のサロン現場でも数多くいただきます。


結論からお伝えすると。襟足が浮く強い生えぐせがあっても、毛流れの見極めと骨格に合わせた立体的なデザインで設計でカットを行えば、首筋にキュッと沿う美しいショートヘアは十分に実現可能です。くせ毛だからといって、無理に縮毛矯正をかけ続けたり、諦めて結べる長さにとどめたりする必要はありません。


今回は、なぜ襟足が浮いてしまうのかという構造的な原因から、当サロンで実践している「生えぐせを活かして収めるカットアプローチ」までを現場目線で詳しく解説します。



襟足が浮く・割れる原因とは?


ショートヘアにした際、襟足が首に沿わずに浮き上がったり、真ん中でパックリ割れてしまったりする現象には、主に3つの明確な要因があります。


  • 毛根の強い上向きの生えぐせ(毛流): 髪は頭皮から均一に下に向かって生えているわけではなく、襟足付近は上や横に向かって渦を巻くように生えているケースが珍しくありません。

  • エイジング毛による髪密度の低下とうねり: 40代〜50代以降はホルモンバランスの変化に伴い、髪の内部密度が低下して細くなります。ハリ・コシが弱まることで、若い頃よりも根本のクセの影響をダイレクトに受けやすくなります。

  • カットラインの重さと長さの選定ミス: 浮きやすい生えぐせのある襟足を「ただ短く梳(す)いて軽くする」と、根元の浮いてしまう生えくせに負けて、余計にピンピンと浮き上がってしまいます。



Ray’z流:浮く襟足を首筋に沿わせる3つのアプローチ


Hair Design Ray’zでは、浮きやすい襟足に対して「力づくで抑え込む」のではなく、「毛流れを計算して自然に収める」独自の技術を採用しています。


1. アンダーセクションのディスコネクション(長短の段差設計)

生え際の一番浮きやすい部分(アンダー)をあえてギリギリまで短く切り込み、その上から重なるミドルセクションの髪に適度な長さを残して被せる手法です。根元の立ち上がりを上の髪の重みでナチュラルにカバーし、横から見たときの美しい「くびれ」を構築します。


2. 梳きバサミに頼らないスライドカット

梳きバサミで根元から毛量を減らしすぎると、短い毛がブラシのようになって長い毛を押し上げ、かえって浮きを強調させます。毛束の内側を間引くようにスライドカットを施し、髪同士がパズルのように噛み合って内側に収まる隙間を作ります。


3. 脱・縮毛矯正と髪質改善トリートメントによる「収まり」の補強

ピンと針金のように真っ直ぐになりすぎる縮毛矯正は、襟足の自然な丸みを損ない、かえって毛先が浮いてしまうリスクがあります。当サロンでは、薬剤による過度なダメージを避け、髪内部の密度を補正する「髪質改善トリートメント」を組み合わせることで、柔らかく自然な毛流れのまま襟足のボリュームを抑えます。



襟足の生えぐせ対策:施術方法の比較


襟足の浮きやくせ毛をカバーする方法ごとの特徴をまとめました。


施術方法

メリット

デメリット

襟足が浮く方への適性

骨格補正カットのみ

薬剤ダメージが一切なく、自然な丸みとくびれが出る

2ヶ月程度で生えぐせが戻りやすく、定期的なメンテナンスが必要

高(熟練したカット技術が必須)

縮毛矯正(ストレート)

強いくせ毛もしっかり伸びて艶が出る

襟足がツンツンと直線的になりやすく、首筋に沿わせにくい

中〜低(ショートでは不自然になりやすい)

髪質改善トリートメント

髪のハリ・コシを補強し、自然な柔らかさで広がりを抑える

強い縮毛そのものを真っ直ぐにする力はない

高(エイジング毛のパサつきにも有効)



襟足のくせ毛・ショートヘアに関するQ&A


Q: 「浮き癖があるからショートは無理」と断られた髪でも本当に切れますか?

A: はい、切れます。断られる理由の大半は、「ワンレングスベースの重いカット」や「梳きバサミで梳くだけのカット」では対応できない生えぐせだからです。浮く方向を見極めて長短を緻密につけるデザイン設計を用いれば、大半の生えぐせは収まります。


Q: 襟足だけが浮く場合、縮毛矯正をかけるべきですか?

A: はおすすめしていません。ショートの襟足に縮毛矯正をあてると、毛先が板のように真っ直ぐになり、首のラインに馴染まず浮いてしまうケースが多いからです。「脱・縮毛矯正」を掲げる当サロンでは、カットによる毛量調節と髪質改善トリートメントで柔らかさを残す方法を用います。


Q: 50代になり髪のパサつきと襟足の浮きがひどくなりました。どうすればいいですか?

A: エイジング毛によるパサつきと生えぐせの複合的なお悩みには、「くせ毛を生かすカット」と「髪質改善」の併用が効果的です。適切な設計したデザインでカットし、髪質改善で水分保持力を高めることで、乾かすだけで収まるショートボブへ導けます。



襟足のくせ毛でお悩みなら、神戸三宮のhair design Ray’zへ


「毎朝襟足がハネてアイロンが手放せない」「ショートにしたいけれど、昔失敗したトラウマがある」という方は、ぜひ一度ご相談ください。


髪の生え方は指紋と同じで、お一人おひとり全く異なります。三ノ宮駅近くの落ち着いた空間で、あなたの襟足の毛流れ、骨格、そして髪質の変化を細かく診断し、乾かすだけで首筋にキュッと沿う理想のショートヘアをご提案いたします。



【この記事の監修・執筆者】


才野 栄治(Eiji Saino)

神戸三宮のくせ毛専門美容室「hair design Ray'z(レイズ)」代表 / オーナースタイリスト


1969年生まれ、広島県出身。1985年より美容師としてのキャリアをスタートし、3店舗での経験を経て2000年4月に神戸元町で「hair design Ray'z」を開業。2012年に三宮へ移転後、大人女性の髪質変化に寄り添う「くせ毛・脱縮毛矯正専門サロン」として完全マンツーマンでの施術を行っている。


【資格・実績】

  • 美容師免許

  • 管理美容師免許

  • 美容師歴40年

  • ​延べ10万人を担当

  • 講師活動、延べ1,000人を指導

  • TV出演、雑誌掲載多数

  • 受賞経験、カットコンテスト入賞など受賞歴多数

  • 著書発刊『40代からは「縮毛矯正」を捨てなさい』『40代からは「ロングヘア」を捨てなさい』


「くせ毛は隠すものではなく、活かすもの」を信条に、他店で断られた方や縮毛矯正をやめたい40代〜60代女性の髪の悩みを、独自の骨格補正カットと髪質改善で解決し続けている。

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